TOP > サーバーの種類 このエントリーをはてなブックマークに追加

サーバーの種類



サーバーとは

Webサーバーとは、Webサイトを表示するコンピュータやそのサービスの総称です。広くサーバーと呼ばれていますが正しくはサーバです。
WebサーバーはLinux系OSとApacheなどのソフトウェアで構築されます。 OSにLinux、サーバソフトにApache、データベースにMySQL、スクリプト言語にPHP(Perl、Python)を利用した環境を頭文字を取ってLAMPと言い、最も一般的な環境になります。
サーバーの構築・運営には専門の知識や設備が必要なため、サーバー環境を提供し簡単にサーバーを利用できるホスティングサーバー(レンタルサーバー)サービスがあります。 ホスティングサーバーには下記のような種類があります。
  • 共有サーバー
  • VPS (仮想専用サーバー)
  • 専用サーバー

共有サーバー

共有サーバーとは、1台のサーバー内を複数人で共有するサービスです。少ないリソースを多くの人で共有するので、価格は安価ですが、スペックは低く、サーバーの設定変更などのカスタマイズには制約が多くあります。

VPS (仮想専用サーバー)

VPS (仮想専用サーバー)サーバーとは、仮想的に専用サーバーと同等の機能を提供するサービスです。共有サーバーよりもハイスペックで、個々のユーザーがroot権限(管理者権限)を持てる場合もあります。

専用サーバー

専用サーバーとは、1台のサーバをまるごと1人に提供するサービスです。ハイスペックで、root権限(管理者権限)があり、サーバーの設定を自由に変更することができます。

サーバー選びのポイント

  • 種類 - 共有サーバー、VPS、専用サーバなどがあります。
  • 容量 - 最大○GBまでという容量があります。写真や動画などを扱う場合は大きなポイントとなります。
  • レスポンス - レスポンス、サイトの表示速度、安定感は大きなポイントです。
  • 価格 - 用途に合わせてサービス、プランを選択します。複数月契約で割引になる場合もあります。
  • 転送量 - アクセスに応じてサーバーから送信されるデータ量のことです。下位プランなどは制限がある場合があります。
  • CGIやPHPの可否 - オリジナルスクリプトの設置には必須です。
  • ドメイン利用の可否 - ドメインが利用できるかどうか。複数ドメインを設定できる、マルチドメインに対応しているかどうか。サブドメイン数はどうか。
  • データベース - データベースが利用できるかどうか。種類は何か。
  • SSLの可否 - httpsからはじまるセキュアなサイトが利用できるかどうか。
  • SSH - SSH接続が利用できるかどうか。
  • root権限 - 管理者権限があるかどうか。サーバーのカスタマイズには必須です。